今年も「生まれて初めてのこと」がいくつかあった。
おかげさまで。
その中でも11月下旬に始めたオンライン英会話は強烈な体験だった。
本来の目的があったのだけど、秋は思ったより忙しくなったのと、最近信じてもらえないけど性格がかなりビビリなので、開始が予定よりずいぶん遅くなった。
Skypeも長くやっていないとインターフェイスも変わっているしほぼ初めて状態でとまどった。
本来の目的の方は、開始一週間であきらめた。
それでも修行だと思って毎日頑張った。
まったく喋れない…。笑えるくらい言葉が何もでてこない。
当然だと思う。最近日本語もでてこないもん。年齢的に。
初めてはフィリピンの女子学生と。その次はなんとボツワナ。
アフリカのどこかよくわからなかったのでテーブルの上の地球儀で探した。
ボツワナの人と話したのも初めて。
その後はメキシコ人講師のレッスンをしばらくとった。
難しくなるとスペイン語が通じるかもという気持ちが働いた。
(英語もスペイン語も同じくらい拙いけれども)
スペイン語話者と話すというのは想像以上に嬉しかった。
でも彼らはスペイン語訛りがなくきれいなアメリカ英語だった。
それからセルビア人講師のレッスンを続けてうけることにした。
ヨーロッパの雰囲気が懐かしい。
なんということはないけれど、懐かしい。
東欧は全く知らないけれど。
ちなみにセルビア人とお話するのも初めて。
知識もまっさらの状態。
バルカン半島の国がどうなっているのか、これがきっかけで
地図でやっと覚えることができた。
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Google Mapsのスクリーンショット |
英会話はかなり怪しいのに、よくしゃべった。
相手がかなり忍耐強かったと思って感謝している。
政治的な話題は(喋れないのもあるけど)あえて避けた。
音楽や文学やアート、自分のこと岡山のこと
よくもこれだけ喋れないのに喋ったなあという感じ。
お互いよく笑った。楽しかった。たぶん向こうも。
後楽園に関してはシリーズで紹介した(笑
地元愛の大きさと自分の語学力のなさのギャップにかなり凹んだけれど。
何事も基礎練習なくして上達はないなあと感じたのと
他の試験勉強の準備に専念したいのもあって
ひとまずレッスンの方は、一ヶ月でしきりをつけた。
それにしてもこんなにたくさんのセルビア人の若者たちと話ができるなんて
予想だにしなかった。
彼の国と日本はオンライン英会話がきっかけの不思議な縁ができはじめていると思う。
講師の登録もセルビアだけですでに数百人になっている。
何十年後に日本と彼の国はどんなになっているのだろう。
英会話のレッスンはまた春頃に再開予定。
すでに顔なじみになった数名の先生(若者)たちにまた会いたい。
こんどはもう少しマシな英語で
ちゃんと話を組み立てられるようになっていたい。
(やらなきゃいけないこと多すぎ)