2012年2月24日金曜日

タイトルが難しいのよ

オリエント美術館の毎月発行の『美術館通信』に
昨秋のトルコ美術展のことを書いてと依頼され、
700字なんてぶっちぎり、楽勝だわ〜と思っていたのだけれど
年末から絶不調が続き、パソコンの画面を見るのもつらい日々だったので
締め切りをひと月延ばしてもらっていた。

それで今月の延ばしてもらった方の締め切り日の
夕方ではなく、深夜でもなく、
珍しく早めの未明にちゃんと出来上がって送信。
やったねって思ってたら、
「館の企画展の時期の都合で、通信の発行は
来月の月末になります」って…

人生そんなもんよね、って話しを昨日の教室でしていた、
まさにその最中に
「通信ではなくて、年一回発行の『ラピス』に掲載変更」
の依頼メールが届いていた。

『通信』だとモノクロコピークオリティだけど
ラピスなら、ひょっとして写真もカラーで載せてもらえるかも。
生徒さんが購入していた作品を拝借して撮影させて貰ったのが
美しく残ってたくさんの人に見てもらえるのは嬉しいことだ。
『ラピス』なら御礼に一部謹呈もできるしね。
もちろんOKのお返事をさせて頂いた。

いや〜小さな駄文の二転三転すること。
自分が悪いんだけど。

しばらくすると追伸で、
「文章のタイトルを15字以内でお願いします」

そりゃそうだ。
造形作品なら無題とか作品ナンバーなんちゃらとか
メールなら「件名無し」とか。
でもこういう文章はそういうわけには行かない。

で、とても困ってた。
トルコ人に翻弄された一週間、とか
メルハバからインシャラーまで、とか
金曜はお休み、土曜は終わり、とか
文字通り幻のトルコ伝統文化展、とか
読めない文字、読めない時間、とか
不謹慎なタイトルかダジャレ系しか思いつかない…

朝から台所で死ぬ程苦しんでいたら、無難なタイトルを
母が
思いついてくれたので
それにさせてもらって無事終了。苦境脱出。

というわけでラピス32号掲載予定の拙文は
不安定な開催期間にご来場、
あるいは無駄足を踏ませてしまった
生徒さんたちと、母に捧げます。

実はこのあともまだ今日中に決めて送らなくてはならない案件が。
とにかくタイトルって難しい!

2 件のコメント:

  1. タイトル、なかなかぴったりしたのが浮かびませんよね~私も職場で機関誌の担当になって苦労してます。
    でも「800字の文章を700字に」みたいな作業が大好きで、夢中でしてしまいます。そういえば中3の頃、「高校生になったら新聞部に入ろう!」と思っていました。入った高校には新聞部がありませんでした・・・

    one of 生徒♪

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    1. ほんと、タイトルは難しいですよね。今日のもう一つの締め切り、日本橋丸善作品展のキャプション用でしたが、延々と時間をかけて結局これ〜?みたいな感じです。自分にガッカリー。数年前にいくつも受けた資格試験、字数制限が500字のと200字の記述で、ガンガン書いて出来上がったら495字と200字ピッタリ。これは快感でした(笑) 
      新聞部は無かったけど、今お仕事でそういうのに携われるのって楽しそうで良いですね。

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